東洋医学シリーズ⑨あしや鍼灸接骨院♪
2016/11/11 | カテゴリー：おカラダのお悩み
こんにちは♪
芦屋市にある、あしや鍼灸接骨院です♪
9) 東洋医学の観点から『身体と病気について』のシリーズです。
今回は「気・血・水」の 『水』の病変の一つである『陰虚』についてです。
このシリーズの始めにお話したように、「気・血・水」は東洋医学の根本的な理論の一つで、体を構成する基本となる物質です。互いに関係しあい、バランスが崩れると病気につながります。
今回のテーマ『陰虚』は、前回の『水』でお話した『津液(しんえき)』が不足した状態を言います。
このシリーズの第２回目の体質チェックリストによる「陰虚タイプ」は以下の通りです。
《陰虚タイプ》
□顔のうち、頬は赤っぽい
□肌や髪が乾燥している
□のぼせがある
□声がかれて、からせきが出る
□目が乾き、おちくぼんでくる
□手足がほてる
□のどが渇きやすい
□冷たい飲料水を好む
上記の症状が多い人は 陰虚体質です。
前回 の『水について』の時に説明したように、津液は 食べ物や飲み物が胃や脾で消化･吸収され、それが水分 (津液)となって肺の働きで全身に送られます。
しかし、生活習慣の乱れや体調不良が続くと 津液不足が起こります。例えば、
①不摂生な食事が続くと 津液が十分に作られなる。
②疲労による胃腸の働きが悪くなると、 消化吸収機能が悪くなり津液の生成量が減少する。
③ 津液の過剰な消耗や、汗や尿などが大量に排出する。
などの原因が 津液不足が生じる『陰虚』とつながります。
また、津液不足は熱がこもりやすく、身体の潤いが悪くなるので、肌のトラブルやほてりやのぼせ、また便秘などを引き起こします。
水分を取ることだけで 津液不足は改善しないので、まずは 津液を作り出す「脾」の働きを良くすることを心掛けて下さい。それには日頃の食生活の見直しやストレス軽減方法を優先して下さい。
また「水」に関与する「腎」は加齢とともに機能が低下するので 40歳からは 「腎」機能アップも同時に行うとより改善されやすいです。
当院では、脈診や 腹診による体質チェックしています。そして皆様の症状に合わせた 「からだ作り」をご提案させて頂いています。
鍼灸･自律神経改善コースとおまかせコースでは、お灸、刺さない鍼(磁気棒)、マッサージなどを組み合わせた施術や、運動･体操･食事などのアドバイスをしています。どうぞお気軽にご相談下さい。
次回は、 別の『水』の病変の一つである『 痰湿』についてです。
あしや鍼灸接骨院で不調のない生活を取り戻し元気な生活を送りましょう！！
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兵庫県芦屋市宮塚町3-4-101
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※このブログは柔道整復師の国家資格保有者である院長松本哲が監修しています。
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