東洋医学シリーズ①②♪五臓六腑についてご存知でしょうか??
2016/12/03 | カテゴリー:気まぐれブログ
こんにちは♪
芦屋市にある、あしや鍼灸接骨院です♪
12) 東洋医学の観点から『身体と病気について』のシリーズです。
今回より「自律神経の乱れによる症状と東洋医学」についてシリーズで『不眠』についてお伝えします。
『不眠』を東洋医学の観点で見ると、「気」の流れの乱れや、五臓六腑の「心」「肝」「腎」と関係します。
「気」については、以前のブログ(気血水について)で説明しましたので、『不眠』についてお話する前にまずは五臓六腑について説明します。
五臓六腑とは、東洋医学では内臓器官の総称で、五臓は肝、心、脾、肺、腎の5つ、六腑は胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦の6つから成り立っています。西洋医学の臓器名と似ていますが、東洋医学では働きによって生じる様々な現象や関係性も含んでいます。
五臓が気・血・津液を作って貯蔵し、六腑は飲食物から栄養分を消化吸収する働きがあります。五臓と六腑は密接に関連しています。肝と胆、心と小腸、脾と胃、肺と大腸、腎と膀胱はそれぞれ表裏関係にあり、バランスを取り合って機能します。どちらかが病気になると反対の方に異常が起こりやすくなります。三焦は元気などの気や津液の通路として気化作用(気血水を変化させたり排出する機能)が行われる場所となります。
病気の初期には六腑に障害が起こりやすく、その症状が長引くと病気が裏の五臓まで侵入して不調となっていきます。また、五臓に起こった症状の影響で対応する六腑に病が起こることもあります。
五臓六腑の関係を知ることで、約4000年の歴史を持つ東洋医学の基本的な観点や不調となる要因がわかってきます。
自律神経の乱れには様々な症状があり、人によって現れ方や症状が異なります。自律神経の乱れの原因は分からない事もあり、お薬の副作用で悩んでいる患者さんも少なくありません。そこで自律神経が乱れない身体作りを東洋医学的に知ることで改善方法が見つかれば快適な生活に戻ることが出来る思います。
当院では、脈診や 腹診による体質チェックしています。そして皆様の症状に合わせた 「体質改善」をご提案させて頂いています。
鍼灸・自律神経改善コースとおまかせコースでは、お灸、刺さない鍼(磁気棒)、マッサージなどを組み合わせた施術や、運動・体操・食事などのアドバイスをしています。どうぞお気軽にご相談下さい。
次回は、 自律神経の乱れによる症状の一つである『不眠』から関係する五臓六腑の「肝」と「胆」についてお伝えします。
あしや鍼灸接骨院で不調のない生活を取り戻し元気な生活を送りましょう!!
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※このブログは柔道整復師の国家資格保有者である院長松本哲が監修しています。
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