東洋医学シリーズ①⑤♪年末年始の行事で食べ過ぎ、飲み過ぎ要注意です!!
2016/12/23 | カテゴリー:おカラダのお悩み
こんにちは♪
芦屋市にある、あしや鍼灸接骨院です♪
☆15) 東洋医学の観点から『身体と病気について』のシリーズです。
自律神経の乱れによる症状の一つに『不眠』があります。
今回は、東洋医学の観点から関係する五臓六腑の「脾」と「胃」についてお伝えします。
「脾」と「胃」は五臓六腑の上で表裏関係にあり、バランスを取り合って機能します。
どちらかが病気になると反対の方に異常が起こりやすくなります。
まず「胃」は飲食物を消化する働きがあり、「脾」は東洋医学において、胃や小腸が行った消化・吸収の働きをコントロールする働きがあります。また消化によって作られた栄養分から津液をつくって全身に送る働きや、内臓を持ち上げるたり、出血を防止したりする働きも持っています。
「胃」の機能が低下すると、吐き気、腹痛や食欲の低下、口臭が生じます。
「脾」の機能が低下すると消化吸収が悪くなり、お腹の膨満感、下痢などの症状が現れます。また栄養分を運べなくなると気血が不足する状態になり、食後すぐに眠くなったり、疲労感や食欲不振を引き起こしたりします。その他、水分を運ぶ力が弱くなると津液(体の中の水)が滞ってむくみや痰が出たり、内臓を持ち上げる働きが弱くなると胃下垂や脱肛になったりすることもあります。また血を血管から漏れなくする働きが弱くなると、血便・血尿や不正器出血を起こします。
「脾」の状態は、唇と口、よだれ、筋肉、に現れます。脾の機能が低下すると、それらに影響を及ぼします。
例えば、
・味覚障害
・唇の色が悪くなる
・唇のつやがなくなる
・よだれが少なくなると、口の中が乾燥して飲み込みにくくなったり、消化不良になったりする
・よだれが多すぎると、口から流れ出たり、噛まずに飲み込めることによる早食いになったりする
・筋肉がやせて力がなくなる
などの症状が現れます。
さらに「脾」は「思」という感情にも深く関わり、考えすぎると「脾」に傷がつき、脳に気血が回らなくなって思考がまとまらなくなったり、くよくよと考え続けたりします。
東洋医学では、「胃」「脾」を消化吸収の働きを持つだけでなく心身ともに症状が現れると考えます。これは自律神経の乱れの時に現れる症状と似ています。
お正月、新年会の季節には暴飲暴食が続いて胃腸の働きが低下する人が増えます。また、お正月休みによる生活習慣の変化によって、自律神経の乱れが生じることもあります。よく噛んで食べたり、適度な運動をしたり、起床時間を変えないようにしたりして、良い新年をお迎え下さい。
当院では、脈診や 腹診による体質チェックし、そして皆様の症状に合わせた「体質改善」「自律神経の調整」と「免疫力アップ」についてご提案させて頂いています。
鍼灸・自律神経改善コースとおまかせコースでは、お灸、刺さない鍼(磁気棒)、マッサージなどを組み合わせた施術や、運動・体操・食事などのアドバイスをしています。どうぞお気軽にご相談下さい。
次回は、 自律神経の乱れによる症状の一つである『不眠』から関係する五臓六腑の「肺」と「大腸」についてお伝えします。
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※このブログは柔道整復師の国家資格保有者である院長松本哲が監修しています。
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