手足・足汗の多汗症と自律神経の関係について
2024/09/30 | カテゴリー:気まぐれブログ
多汗症に悩まされている方は少なくありません。大量の汗をかくことで、日常生活にも支障をきたすこともあるでしょう。実は、この多汗症と自律神経には密接な関係があるのです。
本記事では、多汗症と自律神経の関係について詳しく見ていきます。また、あしや鍼灸接骨院での多汗症の治療法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
多汗症とは
多汗症とは、必要以上に汗をかいてしまう状態です。多汗症は大きく分けて、全身性多汗症と局所性多汗症の2つのタイプがあります。以下で詳しく解説します。
全身性多汗症
全身性多汗症は文字通り、全身に大量の汗が出る症状です。原因が特定できる場合もありますが、わからないこともあります。
全身性多汗症を引き起こす可能性がある病気として、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、褐色細胞腫、結核、がんなどが挙げられます。また、更年期障害や自律神経失調症、脳梗塞の後遺症なども原因となり得るのです。
局所性多汗症
局所性多汗症は、身体の特定の部位に多量の汗をかく状態です。主に脇、手のひら、頭部や顔面、足の裏などに症状が現れます。実際、多汗症に悩む方の9割がこのタイプだと言われています。
多汗症と自律神経の関係
多汗症は自律神経のはたらきが乱れることで起こる疾患です。自律神経は血圧や体温、消化・代謝、血液循環など、生命維持に必要不可欠な機能を調整している神経ですが、交感神経と副交感神経のバランスが保たれることで、身体は正常に機能しています。
しかし過度のストレスにさらされると自律神経のバランスが崩れ、汗腺を刺激する交感神経が過剰に反応します。そうすると、必要以上に汗が出てしまうのです。
自律神経が乱れやすい方は、ストレスを感じやすかったり、疲れが取れにくかったりします。また、自律神経の乱れは多汗症だけでなく、動悸や頭痛、めまい、不眠などさまざまな症状を引き起こすこともあるのです。
あしや鍼灸接骨院での多汗症の治療方法
あしや鍼灸接骨院では、多汗症の改善に向けて患者様一人ひとりの体質に合わせたオーダーメイドの治療をおこなっています。
まず、問診や脈診、触診などで患者さんの状態を丁寧に把握します。そして、体質改善を目的に、刺さない鍼や磁気治療器、お灸などを使って自律神経のバランスを整えていきます。
さらに、エレサスという機器を使って自律神経の乱れを整える治療もおこなっています。エレサスは微弱電流を用いて自律神経の働きを整える効果があり、多汗症の改善に役立つのです。
また、カウンセリングを通して患者様のストレス管理をサポートし、ライフスタイルの見直しもアドバイスしています。多汗症の改善には、自律神経のバランスを整えることが重要であり、日々の生活習慣を整えることも欠かせません。
まとめ
多汗症は自律神経の乱れが関係している疾患です。ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、汗腺が過剰に反応して多汗症を引き起こすことがあります。多汗症の改善には、自律神経のバランスを整えることが大切です。
またストレス管理をしっかりおこない、十分な睡眠を取ること、バランスの良い食事を心がけることなども自律神経の乱れを防ぐために有効です。多汗症でお悩みの方は、ライフスタイルを見直し、自分に合った方法で自律神経のケアをおこなうことをおすすめします。
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