東洋医学シリーズ③あしや鍼灸接骨院♪
2016/09/29 | カテゴリー:おカラダのお悩み
こんにちは♪
あしや鍼灸接骨院です♪
3)『東洋医学の観点から、からだや病気について』のシリーズです。
今回は「気・血・水」の「気」が不足する状態『気虚』についてです。
以前お話したように、「気・血・水」は東洋医学の根本的な理論の一つで、体を構成する基本となる物質で互いに関係しあい、バランスが崩れると病気につながります。
また、それぞれの 「気・血・水」が不足したり滞ったりしても不調になります。
今回お話する 『気虚』とは、 気の働き(推動作用・温煦作用・防御作用・固摂作用・気化作用)が悪くて、体に必要なエネルギーが不足している状態のことです。
以前のチェックリストで当てはまる項目が多ければ気虚タイプです。
気虚タイプ
□疲れやすく、運動が苦手
□食欲がない、食が細い
□抵抗力がなく風邪をひきやすい
□軟便、下痢をしやすい、
□声が小さく、ぼそぼそと話す
□息切れがする、動悸がする
□冷えを強く感じる
□胃腸が弱く、胃もたれしやすい
□トイレの回数が多く、夜もトイレに起きる
□ 舌は色が淡く、むくんで歯形がつく
気は、食べたり飲んだりしたものを胃腸が消化・吸収して作り出されます。
そのため、胃腸がもともと弱かったり、消化機能が低下していると元気や栄養が不足しやすくなります。また病気や過労による気の消耗も、新陳代謝の低下や内臓の働きが悪くなって、体温の低下や免疫力の低下と深く関係しています。
気虚の症状は、
全身の疲れや食欲不振、胃もたれ、下痢、月経中はだるいため息、息切れ、頻尿、冷え症、風邪をひきやすい等です。
改善方法は「補気」が必要です。
「補気」とはエネルギーを補給することです。
胃腸の消化吸収能力を高めるために
①消化の良いものを食べる
②よく噛んでゆっくり食べる
③適度な運動をする
④体を冷やさない
などに気を付けた生活習慣を心掛けましょう。
当院では、胃腸の働きを良くするためのお灸や、マッサージ、運動をお勧めしています。
次回は、気滞についての紹介です。
あしや鍼灸接骨院で不調のない生活を取り戻し元気な生活を送りましょう!!
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あしや鍼灸接骨院
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※このブログは柔道整復師の国家資格保有者である院長松本哲が監修しています。
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