脚を曲げると膝の内側が痛い原因について解説
2025/02/06 | カテゴリー:気まぐれブログ
膝を曲げたときに膝の内側に痛みを感じる原因には、「鵞足炎」や「変形性膝関節症」などが考えられます。どちらも膝への負担や炎症が関係しており、日常生活やスポーツの動作が原因となる場合が多いです。
本記事では、鵞足炎と変形性膝関節症の特徴や症状、原因について詳しく解説します。膝の痛みに悩む方はぜひ参考にしてください。
脚を曲げると膝の内側が痛い原因その1「鵞足炎」
脚を曲げると膝の内側に痛みを感じる場合、その原因として「鵞足炎」が挙げられます。鵞足炎は、膝の内側下部にある「鵞足部」に炎症が生じる疾患で、特に膝を多く使うスポーツや不適切な動作が原因となります。鵞足炎について詳しく見ていきましょう。
鵞足炎とは
鵞足炎は、膝の内側下部に位置する「鵞足部」に炎症が生じる疾患です。鵞足部は、縫工筋、半腱様筋、薄筋という3つの筋肉の腱が集まる部位で、その形がガチョウの足に似ていることからこの名がつけられました。この部位に疲労が蓄積したり、筋肉の柔軟性が低下したりすることで炎症が発生します。
例えば、ランニングや階段の昇り降り、膝の酷使を伴う動作が続くと、鵞足部の筋肉や腱に負担がかかり炎症を引き起こします。特にスポーツ選手や膝に負担をかけやすい生活を送る方に多く見られる疾患です。
鵞足炎の症状
鵞足炎の症状は膝の内側下部に集中し、以下の特徴があります。
・膝の曲げ伸ばしで内側が痛む
・膝に腫れや熱感が現れる
・膝の内側を押すと痛みを感じる
・階段の昇り降りや運動時に痛みが増す
初期症状では、膝を動かした際や触れた際に痛みが現れますが、症状が進行すると安静時にも痛みが続くことがあります。さらに腫れや熱感が伴う場合、炎症が深刻化している可能性があります。
鵞足炎の原因
鵞足炎の原因は、膝の曲げ伸ばしやひねる動作が繰り返されることで鵞足部の腱や骨が擦れ、炎症が生じることです。ランニングや急な坂道の昇降など、膝を多く使う動作を頻繁におこなう方に発症しやすい傾向があります。
さらに、変形性膝関節症と合併して発症するケースも多く、膝の負担が重なることでリスクが高まります。適切な準備運動やストレッチをおこなわない場合も、鵞足炎の発症要因となります。
脚を曲げると膝の内側が痛い原因その2「変形性膝関節症」
50代以上で脚を曲げる際に膝の内側に痛みを感じる場合、変形性膝関節症が原因である可能性が高いです。変形性膝関節症は、膝関節内の軟骨がすり減ることで生じる疾患で、中高年層に多く見られます。変形性膝関節症について詳しく見ていきましょう。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、膝関節内の軟骨が長期間の負荷によってすり減り、炎症や痛みを引き起こす疾患です。厚生労働省のデータによれば、日本人の50代以上で約2400万人が発症しているとされています。初期には軽度な痛みや違和感が中心ですが、放置すると関節が変形し、歩行困難に陥る場合もあります。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症の症状には、以下のようなものがあります。
・歩き始めや立ち上がるときに膝が痛む
・正座やあぐらができない
・階段の昇り降りが困難
・膝が腫れたり、曲げ伸ばしが難しい
初期症状では、膝を動かし始めた際に痛みが現れる「始動痛」が特徴です。症状が進行すると、膝関節に水が溜まり腫れるなど、さらなる痛みを伴うケースもあります。
変形性膝関節症の原因
変形性膝関節症の主な原因は、関節内の軟骨がすり減ることです。加齢による組織の老化、肥満による膝への負荷増加、筋力の低下が要因として挙げられます。特に、体重が1kg増えるごとに膝への負担が2〜3kg増えるとされており、体重管理が重要です。
また、関節リウマチやスポーツ外傷による影響で二次的に発症するケースもあります。これらの要因により、膝の機能が低下し、変形性膝関節症が進行します。
膝の痛みが続く場合は早めに専門機関へ
膝の痛みが続く場合は、放置せず早めに専門医の診断を受けることが重要です。膝関節への負担や筋肉の緊張が続くと、ダメージが蓄積し炎症や水腫を引き起こす場合があります。特に、痛みを避けて歩行を控えると筋力がさらに低下し、症状が悪化するリスクが伴います。
あしや鍼灸接骨院では、膝痛の治療において周辺筋肉の緊張や凝りをほぐし、柔軟性を高める施術をおこなっています。膝関節だけでなく、股関節や足関節などの関連部位にもアプローチし、全身のバランスを整えることで、膝への負担を軽減します。さらに、患者様の深層筋に対する調整や運動療法を組み合わせることで、痛みの根本改善と再発予防を目指します。
まとめ
脚を曲げると膝の内側が痛む原因として、「鵞足炎」や「変形性膝関節症」が挙げられます。鵞足炎は膝の内側下部の筋肉や腱に炎症が起こる疾患で、特にスポーツや日常動作で膝を酷使することが原因となります。一方、変形性膝関節症は、膝関節内の軟骨がすり減ることで炎症が発生し、50代以上に多い疾患です。
どちらの疾患も放置すると痛みが悪化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。早期に専門機関で診断を受け、適切な治療を受けることが重要です。
あしや鍼灸接骨院では、膝周りの筋肉や関節をケアし、痛みの根本改善と再発予防を目指した治療を提供しています。膝の痛みにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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